兎角 読み:トカク
とは、
『あれこれと、何かにつけて』
概要
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兎角は、物事が一つの方向に定まらず、あれこれと問題が生じたり、批判や評価が加えられたりする様子を表す副詞である。
「兎角〜になりがちだ」「兎角言われる」のように用いられ、話し手が望ましくない傾向や、煩わしさを感じている文脈で使われることが多い。
現代日本語ではやや硬い表現で、文章語や説明的な文脈でよく用いられる。
例文
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・兎角、人は他人の欠点ばかり目につきやすい。
・新しいことを始めると、兎角批判が集まる。
・兎角この問題は誤解されやすい。
語源
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兎「うさぎ」角「つの」を組み合わせた語。
「兎には角がない」という事実から、「あるはずのないもの」「道理に合わないこと」を意味し、そこから転じて「是非の判断がつかない」「あれこれと定まらない」という意味で用いられるようになった。