日本語

俄 (にわか)

俄 読み:ニワカ
とは、

概要

俄とは、日本語において、物事が急に起こること、または突然そのような状態になることを意味する言葉である。

古くから「俄雨(にわかあめ)」「俄仕込み(にわかじこみ)」のように使われ、短時間で急に起こる現象や、十分な準備がないまま急ごしらえで行われた状態を表す語として用いられてきた。

現代では俗語的な用法として、特定の分野や文化に対して急に興味を持ち始めた人を指す場合も多い。
特にスポーツ、音楽、アニメ、アイドルなどのファン文化において、「最近ファンになった人」や「一時的な流行で関心を持った人」という意味で使われることがある。

この用法では、単に新規ファンを指す中立的な意味で使われる場合もあれば、「知識が浅い」「流行に乗っているだけ」といった否定的なニュアンスを含む場合もあるため、文脈によって受け取られ方が変わる言葉である。

例文

詳細≫

・空が暗くなり、俄に雨が降り始めた。

・彼は知らせを聞いて、俄に表情を曇らせた。

・俄仕込みの知識では通用しない。

・優勝してから急に応援し始めたので、にわかだと言われた。

語源

詳細≫

古語 にわか、または にわかの語源とされる「にはか」に由来する。
「にはか」は室町時代から見られる即興の寸劇や仮装芸能を指し、「急に始まる」「即席で行う」という性質から、「突然」「急ごしらえ」という意味へ発展したとされる。

関連記事

寸劇

介錯 (読み)かいしゃく

介錯 (カイシャク)
とは、

 『切腹直後に、切腹した人の首を斬って死の手助けをすること』

語源

介「たすける」錯「まちがう」で、「死に損ないを助ける」という意味から。

関連記事

切腹

切腹 (読み)せっぷく

腹切り (はらきり)
とは、

 『武士が刃物で自らの腹を切り死ぬこと』

関連記事

武士

形無し (かたなし)

形無し 読み:カタナシ
とは、

概要

形無しとは、これまで保っていた評価や体面が崩れ、面目を失ってしまう状態を指す語である。

人の評判や立場が損なわれる場面で用いられ、期待や権威が失われるような状況を表すことが多い。

例文

詳細≫

・せっかくの活躍も、この失敗で形無しになった。

・上司の前でミスをして、完全に形無しだ。

語源

詳細≫

形「外見、体面」無し「存在しない」で、「体面がなくなる」という意味から。
つまり「形無し」は評価や面目が失われた状態を表す語。

関連記事

面目

富本銭 (読み)ふほんせん

富本銭 (フホンセン)
とは、

 『日本最古の銅銭』

語源

中国古典の「民を富ましむる本は食貨にあり」という記載に由来。

「国を豊かにする根源は、食べ物と貨幣である」という意味。

関連記事

古典

貨幣