日本語

狼狽える (うろたえる)

狼狽える (ウロタエル)
とは、

 『思いがけない出来事に慌てふためく

語源

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語源は諸説あるが、中国代の散文 ”酉陽雑俎” の記載が由来とされる。

その記載では、「狼」も「狽」もオオカミの一種で、は前足が長く後足は短く、はその逆で、2匹はお互いに補い合っていたという。そこから「2匹が一緒に行動しなければ転倒し慌てふためく」とされていた。

うろたえる」と読むのは擬態語と考えられる。

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狼狽

慌てふためく

耳寄り (読み)みみより

耳寄り (ミミヨリ)
とは、

 『聞く価値のあること』

語源

「良い話があると、をそっちに寄せてしまう」という意味から。

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ハコ書き (読み)はこがき

箱書き (ハコガキ)
とは、

 『脚本等を書く際に、おおまかなストーリーをシーンごとに区切って書いたもの

語源

流れを見やすくするために文章をで囲んで記載することから。

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脚本

狼狽 (ろうばい)

狼狽 読み:ロウバイ
とは、

慌てふためくこと

語源

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語源は諸説あるが、主に中国代の散文『酉陽雑俎』に由来するとされている。この書物には「狼」と「」が登場し、両者はオオカミの一種で、狼は前足が長く後足が短い、はその逆であったとされている。2匹はお互いに補い合いながら行動していたが、もし一緒に行動しなければ転倒してしまい、慌てふためく様子が描かれている。

これが転じて「狼狽」となり、「慌てること」や「焦って混乱すること」を意味するようになった。

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慌てふためく