日本語

門松 (読み)かどまつ

門松 (カドマツ)
とは、

正月に家の玄関前に飾る松』

概要

木の幹や枝の先に神が宿ると考えられていたことから、年神を家に迎え入れるための依り代として飾られるようになった。

日付

松の内の期間内に飾られる。

語源

「もん、出入り口」で、「門に飾る松」という意味から。

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松迎え (読み)まつむかえ

松迎え  (マツムカエ)
とは、

正月門松等に用いる松を切りに行くこと』

日付

昔は12月13日に行うことが多かったが、今は特に決まった日付はない。
今は店等で購入することが一般的だが、昔はそれぞれの家が山に採りに行く習慣があった。

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正月

門松

事納め (読み)ことおさめ

お事納め/御事納  (おことおさ)
とは、

【神の事納め】

正月行事の終わりとする日』

【人の事納め】

『年内の農作業を締めくくり、煤払い等をして正月の準備を始める日』

日付

「事」の捉え方によって異なる。

【神の事納めの場合:2月8日
「事」を年神を迎えるための正月行事と捉える場合、2月8日が事納めとなる。

【人の事納めの場合12月8日
「事」を人の日常生活と捉える場合、12月8日が事納めとなる。

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年神

煤払い

事始め (読み)ことはじめ

お事始め/御事始め (おことはじめ)
とは、

【神の事始め】

年神を迎えるため、正月の準備を始める日』

【人の事始め】

正月行事が終わり、農作業等の日常生活を始める日』

日付

「事」の捉え方によって異なる。

【神の事始めの場合:12月8日
「事」を年神を迎えるための正月行事と捉える場合、12月8日が事始めとなる。

【人の事始めの場合2月8日
「事」を人の日常生活と捉える場合、2月8日が事始めとなる。

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