日本語

邪見 (じゃけん)

邪見 読み:ジャケン
とは、

仏教

概要

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邪見とは、仏教の教えにおいて正しい認識である「正見」に対立する概念で、因果の理や縁起の考え方を否定する誤った世界観や思想を指す言葉。

善悪の因果を認めない見解や、変化し続ける存在に不変の実体や我があると誤認する考え方などが代表例とされる。

現代日本語では使用頻度は高くないが、比喩的に「ひねくれた見解」「道理に合わない考え」を表す語として用いられることがある。

人に対する冷たい態度を意味する語は本来「邪険」であり、意味上の区別が必要である。

例文

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・仏道では、邪見を離れて正見に立つことが重視される。

・彼の主張は事実に基づかない邪見だと批判された。

語源

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邪「正しくない、よこしま」見「見解、ものの見方」という漢字の組み合わせから成る語で、「誤った見方」を意味する。
仏教用語として成立し、思想や認識の誤りを指す語として用いられてきた。

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邪険

よこしま

邪 (読み)よこしま

横しま (ヨコシマ)
とは、

語源

縦を正とし、横を不正とする考え方から。

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道理

此岸 (読み)しがん

此岸 (シガン)
とは、

此岸と彼岸の違い

此岸は、私たちが生きているこの世。
彼岸は、ご先祖様のいるあの世。

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彼岸

掴み所のない (読み)つかみどころのない

掴み所がない
(つかみどころがない)
とは、

語源

掴み所「手がかりとなる点、とらえどころ」という意味から。

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