日本語

古語の 免る (まぬかる)「かかわらないですむ」が語源。

「まぬかる」は「ま」（目）と「ぬかる」から成り立っている。

語源は「目（ま）」と「ぬかる」からきているので、本来は「まぬかれる」と読むのが正しい。

昔は「まぬかれる」と読む方が一般的であったが、「まぬがれる」と読まれることも多くなっている。

“逃れる” は、捕らわれる前に避ける場合と、すでに捕らわれた状態から抜け出す場合の両方で使われる。

“免れる” は、主に捕らわれる前に避ける場合に使われ、責任や罰、災難などを避けることを強調する。

古語の 抜かる「油断して失敗する、しくじる」が語源。

元は「注意が抜ける、心が抜ける」という意味合いから、「注意を怠る、油断する」という意味に派生したと考えられる。

油「あぶら」断「断つ」で、「油を断つ」という意味から。

由来には諸説あるが、比叡山延暦寺の内陣の小さな灯火に油を供給することが語源という説がある。この灯火は油を供給しなければ消えてしまうため、「油を断つ」という行為が灯火の消滅を招くことから、「油断」という言葉が生まれたとされている。

霊「ふしぎな」泉「温泉」で、「不思議な温泉」という意味から。

効/功「ききめ」能「よくする」で、「良くする効き目」という意味から。