強か/健か 読み:シタタカ
とは、
『手ごわく、しっかりしているさま』
概要
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したたかとは、体力・精神力・性格などがしっかりしていて、簡単には負けないさまや、物事をうまくやり抜くたくましさを表す言葉。
状況や文脈によっては、手強い・頑固・抜け目がないといったニュアンスで使われることもある。
古語では「手堅い」「確かだ」「頑丈で手ごわい」という意味で使われ、現代語の「強か」はそこから派生した表現である。
例文
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・あの商人はしたたかで、交渉では絶対に引かない。
・子どもながらにしたたかに振る舞い、周囲を驚かせた。
・彼女は見た目は華奢だが、実にしたたかに物事をこなす。
語源
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古語「したたかなり」から。
「したた」は「確かなこと」、接尾辞「かなり」で「確かな状態である」という意味。
文字としては「強か」や「健か」が当て字として用いられている。