四字熟語

驚天動地 (きょうてんどうち)

驚天動地 読み:キョウテンドウチ
とは、

概要

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驚天動地とは、非常に大きな出来事や衝撃的な事件をたとえていう四字熟語。

文字通り「天を驚かせ、地を動かす」という意味で、天地が騒然とするほどの驚きや衝撃を表す。

主に社会的・歴史的な事件、または人々の常識を覆すような出来事に対して使われる。

例文

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・そのニュースは驚天動地の事件として、世界中を震撼させた。

・彼の発言は政治の常識を覆す驚天動地の内容だった。

・科学の世界においても、時に驚天動地の発見が歴史を変える。

語源

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「おどろく」「空や神の世界」「動く」「大地」という意味から。
つまり「天をも驚かせ、地をも動かすほどの衝撃的な出来事」という意味を表す四字熟語。

中国の古典的表現に由来し、日本でも古くから文学・報道などで用いられてきた。

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百鬼夜行 (ひゃっきやこう)

百鬼夜行 読み:ひゃっきやぎょう/ひゃっきやこう
とは、

概要

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百鬼夜行は、日本の民間伝承や文学で語られる現象で、夜の間に多数の妖怪や幽霊が群れをなして徘徊するとされる。

平安時代以降の説話や絵巻物で描かれ、恐怖や教訓を伝える題材として使われた。

また、転じて混乱や騒動が入り乱れている状態を比喩的に表現することもある。

語源

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百鬼」は多くの鬼や妖怪を意味し、「夜行」は夜に行動することを意味する。
つまり「百鬼夜行」は『多くの鬼が夜間に行動すること』を表す熟語で、怪異譚や民俗信仰で広く用いられる。

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津々浦々 (つつうらうら)

津々浦々/津津浦浦 読み:ツツウラウラ/ツヅウラウラ
とは、

概要

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津々浦々」とは、日本国内のすべての地域や場所を指して使われる慣用表現である。

津々」は港、「浦々」は入り江を意味し、そこから転じて全国や広範囲にわたることを表す。

文章や会話で、情報・物・影響などが広く行き渡ることを表現する際によく用いられる。

語源

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「みなと」入り江」で、「全国いたるところの港や海岸」という意味から。

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入り江

威風堂々 (いふうどうどう)

威風堂々/威風堂堂 読み:イフウドウドウ
とは、

概要

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威風堂々」とは、立派で重々しい威厳や風格があって、堂々としている様子を表す言葉。

姿や態度が自信に満ちあふれ、他人に圧倒的な存在感を与える場合に使われる。

人物だけでなく、建物や音楽の様式にも例えられることがある。

一般的に肯定的な意味合いを持つ四字熟語。

語源

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威風」は「威厳のある様子や風格」、「堂々」は「立派で落ち着いているさま」を意味する漢字の組み合わせ。つまり「威厳と風格があって、落ち着きと重厚さを備えたさま」を表す熟語。中国の古典に由来し、日本でも長く使われている。

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