経済・金融・投資

逆三尊 (読み)ぎゃくさんぞん

逆三尊型
(ぎゃくさんぞんがた/ぎゃくさんそんがた)
とは、

証券用語

『安値圏で、真ん中の谷が最も深い3つの谷形を作るチャートの形状』

概要

下落傾向のチャートにおいてしばしば見られる形状で、中央の谷が最も深くなる。

この形状が見られると、下落相場が終了し、上昇局面に入ることを示すとされる。

逆三尊とトリプルボトムの違い

逆三尊” は、真ん中の谷が最も深く、両脇の谷がやや浅い且つほぼ同じ深さになる。

トリプルボトム” は、3つの谷がほぼ同じ深さになる。

逆三尊トリプルボトムより強い買いのシグナルを表す。

語源

三尊天井の逆であることから。

同義語

Inverse Head and Shoulders(インバースヘッドアンドショルダーズ

逆ヘッドアンドショルダー (ぎゃくへっどあんどしょるだー)

関連記事

三尊天井

トリプルボトム

三尊天井 (読み)さんぞんてんじょう

三尊型
(さんぞんがた/さんそんがた)
とは、

証券用語

『高値圏で、真ん中の山が最も高い3つの山形を作るチャートの形状』

概要

上昇傾向のチャートにおいてしばしば見られる形状で、中央の山が最も高くなる。

この形状が見られると、上昇相場が終了し、下落局面に入ることを示すとされる。

三尊天井とトリプルトップの違い

三尊天井” は、真ん中の山が最も高く、両脇の山がやや低い且つほぼ同じ高さになる。

トリプルトップ” は、3つの山がほぼ同じ高さになる。

三尊天井トリプルトップより強い売りのシグナルを表す。

語源

仏像が脇侍を従えて3体並んでいるように見えることから。

同義語

Head and Shoulders (ヘッドアンドショルダーズ)

関連記事

チャート

トリプルトップ

コモディティ投資 (読み)こもでぃてぃとうし

Commodity (コモディティ)
とは、

証券用語

『物理的な商品に投資すること』

概要

商品には、原油、貴金属、穀物類等がある。

投資の方法は、現物取引、投資信託ETF等幅広くある。

コモディティ投資のメリット

ポートフォリオの多様化

コモディティ投資は、株式債券等とは異なる市場動向を示す傾向があるため、ポートフォリオの多様化に役立つ。

インフレ対策

コモディティの価格は一般的にインフレに連動しやすい傾向がある。
したがって、コモディティへの投資はインフレリスクに対する手段となり得る。

コモディティ投資のデメリット

インカムゲイン

コモディティには、保有していることで得られる利益がないため、売買して利益を狙う必要がある。

リスク管理の複雑さ

コモディティの価格は様々な要因によって影響を受けるため、リスク管理が難しい。

関連記事

【名】commodity

インカムゲイン

ポートフォリオ

インカムゲイン (読み)いんかむげいん

インカムゲイン
(いんかむげいん)
とは、

株式債券等を保有していることで得られる利益

概要

株式の配当金、債券利子、不動産の家賃収入等がインカムゲインに当たる。

語源

インカムゲイン” は和製英語。
英語では “investment income” 等と表現される。

語源は不明だが、キャピタルゲイン「資産の売却時に得られる利益」に対して作られた言葉と考えられる。

関連記事

 【名】income

【動/名】gain

利益

キャピタルゲイン