経済・金融・投資

コモディティ投資 (読み)こもでぃてぃとうし

Commodity (コモディティ)
とは、

証券用語

『物理的な商品に投資すること』

概要

商品には、原油、貴金属、穀物類等がある。

投資の方法は、現物取引、投資信託ETF等幅広くある。

コモディティ投資のメリット

ポートフォリオの多様化

コモディティ投資は、株式債券等とは異なる市場動向を示す傾向があるため、ポートフォリオの多様化に役立つ。

インフレ対策

コモディティの価格は一般的にインフレに連動しやすい傾向がある。
したがって、コモディティへの投資はインフレリスクに対する手段となり得る。

コモディティ投資のデメリット

インカムゲイン

コモディティには、保有していることで得られる利益がないため、売買して利益を狙う必要がある。

リスク管理の複雑さ

コモディティの価格は様々な要因によって影響を受けるため、リスク管理が難しい。

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【名】commodity

インカムゲイン

ポートフォリオ

インカムゲイン (読み)いんかむげいん

インカムゲイン
(いんかむげいん)
とは、

株式債券等を保有していることで得られる利益

概要

株式の配当金、債券利子、不動産の家賃収入等がインカムゲインに当たる。

語源

インカムゲイン” は和製英語。
英語では “investment income” 等と表現される。

語源は不明だが、キャピタルゲイン「資産の売却時に得られる利益」に対して作られた言葉と考えられる。

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 【名】income

【動/名】gain

利益

キャピタルゲイン

RSI (アールエスアイ)

Relative Strength Index
読み:レラティブストレングスインデックス
とは、

証券用語

概要

詳細≫

RSIは、過去一定期間の上昇幅の合計を、同じ期間の上昇幅の合計と下落幅の合計を足した数字で割って、100を掛けたもの。

数値は0~100で表され、一般的に70%以上で買われすぎ、30%未満で売られすぎと判断される。

同義語

相対力指数 (そうたいりょくしすう)

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relative

strength

index

ドル指数 (読み)どるしすう

ドルインデックス
(どるいんでっくす)
Dollar Index
(ダラーインデックス)
とは、

概要

ドル指数は、他通貨に対するドルの相対的な強さや弱さを表す。

米ドルが他通貨より価値が高くなると、ドル指数は上昇する。

影響

一般的には、ドル指数が上昇すると、リスク資産への資金流入が減少する傾向がある。
理由は、米ドルが他の通貨に比べて強くなることで、投資家は安全な資産と見なされる米ドルに資金を移動させる可能性があるため。
その結果、株式債券、不動産等のリスク資産への需要が減少することがある。

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通貨

相対

指数

株式分割 (読み)かぶしきぶんかつ

株式分割
(カブシキブンカツ)
とは、

概要

例えば、1を2に分割すると、既に持っている数は自動的に2倍になるが、1の価値は半分になるため、資産価値は変わらない。

目的

株式を分割することで、単元あたりの単価を低くし、市場流動性を向上させるために行われることが多い。

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株式

単元