basilisk 読み:ばじりすく
とは、
『見る者を石に変えるとされる蛇のような怪物
概要
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basiliskは、西洋の伝説に登場する架空の生物で、「蛇の王」とも称される。特に中世ヨーロッパにおいて、見るだけで人を死に至らしめる、あるいは石に変える力を持つと信じられていた。
体の形状は文献により異なり、蛇そのもの、または鶏のような頭と蛇の尾を持つ姿などで描かれることが多い。しばしば「Cockatrice(コカトリス)」と混同される。
語源
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古代ギリシャ語の βασιλίσκος (basilískos)「小さな王、王のもとにいる者」が語源。この語源は、バジリスクが他の蛇の王であるとされたことに由来する。