神話

Succubus (サキュバス)

succubus 読み:サキュバス/サッキュバ
とは、

概要

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サキュバスは、中世ヨーロッパの伝承で語られる女性型の淫魔で、夜間に男性の夢に現れて誘惑し、精気を奪うとされる。

男性型の淫魔であるインキュバスの対となる存在。

しばしば美しい女性の姿で描かれ、性的象徴や誘惑のモチーフとしても用いられる。

語源

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ラテン語の succuba「情婦、妾」に由来し、動詞 succubāre「下に寝る」が語源。英語では15世紀頃から「男性を誘惑する女性悪魔」として定着した。

incubusと同様、ラテン語の cubo「横たわる」 を語根とする。

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incubus

Incubus (インキュバス)

incubus 読み:いんきゅばす
とは、

概要

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インキュバスとは、中世ヨーロッパの伝承や悪魔学に登場する男性型の淫魔のこと。

夜間、眠っている女性の夢に現れ、悪夢を引き起こしたり、性的な接触を試みる存在とされる。被害にあった女性は精気を吸い取られ、体調不良や精神的疲弊を訴えるとも信じられていた。

女性型の淫魔であるサキュバスと対をなす存在として位置づけられる。

語源

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ラテン語の incubare「上に横たわる」から派生し、夜中に人々の上に横たわり、夢に干渉するという考え方に由来する。英語では14世紀頃から使用が確認されている。

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succubus

Hanuman (ハヌマーン)

Hanuman 読み:ハヌマーン
ヒンディー語:हनुमान 読み:ハヌマン
とは、

概要

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ハヌマーンは、ヒンドゥー教の神話に登場する猿の姿を持つ神。

強大な力と俊敏さを持つことで知られる。

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Thanatos (読み)タナトス

Θάνατος (たなとすす)
とは、

概要

タナトスとは、ギリシャ神話に登場する死そのものを神格化した神で、人間が死を迎えたときに、その魂を冥界に連れて行く役割を担っている。

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冥界

Kairos (読み)カイロス

καιρός (かいろす)
とは、

語源

古代ギリシャ語で、καιρός「適切な時、機会」という意味から。

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