慣用句

肩透かし (読み)かたすかし

肩透かし (カタスカシ)
とは、

『意気込んで向かってくる相手を、上手くそらすこと』

語源

相撲の決まり手の一つで、差手を相手の腋に引っ掛け、体を開きながら前に引き相手を倒す、相手の力を利用する技を”肩透かし“ということから。

関連記事

膝を打つ (読み)ひざをうつ

膝を打つ (ヒザヲウツ)
とは、

 『感心した場合や、何かがをひらめいたことを表す表現』

語源

何か思いついた時や感心した時等に、手のひらで膝をたたく動作をすることから。

関連記事

絵に描いた餅 (読み)えにかいたもち

絵に描いた餅 (エニカイタモチ)
とは、

 『何の役にも立たないこと』

 『実現する見込みがないこと』

語源

「どんなに上手く餅の絵を描いても、食べられない」ということから。

誤用

絵に描いたよう「美しく素晴らしいさま」「典型的、理想的な様子」という意味で使うのは誤用。

関連記事