情報セキュリティマネジメント試験

CSIRT (読み)シーサート

Computer Security Incident Response Team
(コンピュータセキュリティインシデントレスポンスチーム)
とは、

『ITに関するセキュリティ事象の対応をするチーム』

CSIRTの概念

CSIRTといえば「組織内CSIRT」を指すことが多いが、広義のCSIRTは以下6種類に分類される。

組織内CSIRT

組織内のセキュリティインシデントに対応する。

国際連携CSIRT

国を代表する形でインシデント対応のための連絡窓口として活動する。

コーディネーションセンター

協力関係にある他のCSIRTとの情報連携や調整を行う。
(JPCERT/CC)

分析センター

インシデントの傾向分析、マルウェア解析、痕跡分析、注意喚起等を行う。

ベンダチーム

自社製品の脆弱性に対応し、パッチを作成したり注意喚起をしたりする。

インシデントレスポンスプロバイダ

セキュリティベンダやSoC等の、CSIRT機能の一部を顧客から有償で請け負う事業者。

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インシデント

JPCERT/CC

SoC

ISO(読み)アイエスオー/アイソ

International Organization for Standardization
(インターナショナルオーガニゼーションフォースタンダーディゼーション)
国際標準化機構
(こくさいひょうじゅんかきこう)
とは、

『各産業分野の国際的な基準を決めている組織 

主なISO規格

ISO 9000→品質マネジメントシステムに関する規格
ISO 14000→環境マネジメントシステムに関する規格
ISO/IEC 20000→ITサービスマネジメントシステムに関する規格
ISO/IEC 27000→情報セキュリティマネジメントシステムに関する規格

由来

international「国際的な」organization「団体」for「〜のために」standardization「標準化」

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【形】international

【名】organization

規格

リスクアセスメント (読み)りすくあせすめんと

Risk Assessment
(リスクアセスメント)
とは、

語源

Risk「危険」Assessment「評価」という意味から。

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リスク

【名】assessment