徳 (とく)

読み:トク
とは、

概要

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」は、人が本来備えるべき道徳的に優れた性質や、その人の行いが周囲に良い影響をもたらす力を指す語。

儒家思想においては、仁・義・礼・智などを総合した、人間としての理想的な人格を示す中心概念として扱われる。

また、善行を積み重ねることで将来良い結果を得る「功徳(くどく)」の意味へ広がることもある。

例文

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のある人は、自然と人々に慕われる。

・善行を続ければ、いつかとなって返ってくる。

語源

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漢字「」は、「彳『ゆく、行動』、直『ただしい』、心『こころ』」の意味を含む。
つまり「正しい心に基づく行い」という意味から、人の道徳的価値を表す語として発展した。

儒家思想を中心に広く用いられる語。

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