感動詞 (かんどうし)

感動詞 読み:かんどうし
間投詞 読み:かんとうし
感嘆詞 読み:かんたんし
嘆詞 読み:たんし
とは、

概要

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感動詞とは、感情の発露、呼びかけ、応答、あいづちなどを表し、文の成分とはならずに独立して用いられる言葉の総称である。

同義語や関連語として「間投詞」「感嘆詞」「嘆詞」などがあるが、それぞれ用語の使われる文脈や焦点の違いによって、以下のような使い分けがされる。

用語 主な意味・用途 使用頻度・場面
感動詞 感情・呼びかけ・応答などを表す、独立語としての一般的な品詞名。 教科書・辞書・学校文法での標準的用語
間投詞 感動詞とほぼ同義だが、特に言語学や古典文法など学術的文脈で好まれる呼称。 学術書・古典文法・言語学の分野など
感嘆詞 喜び・驚き・怒りなど、特に強い感情や突発的な感情を表す語に焦点を当てた下位分類。 文学作品・国語教育・感情表現の解説など
嘆詞 嘆き・悲しみ・落胆など、特定の感情を表す語を指すやや限定的な呼称。 古典文学・詩文・演劇など、感情表現が重視される文脈

感動詞の種類と具体例

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種類 用途の特徴 代表例
感動 感情の発露を直接表す ああ、おお、まあ
呼びかけ 相手への注意喚起・呼びかけ おい、もしもし、ちょっと
応答 質問や呼びかけへの返答 はい、いいえ、うん
挨拶 出会いや別れの挨拶 おはよう、さようなら、おやすみ
掛け声 動作の勢いづけやリズムのための語 えい、さあ、よいしょ

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Boycott (ボイコット)

boycott 読み:ぼいこっと
とは、

【動】

【名】

語源

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アイルランドの地主チャールズ・ボイコットの名前に由来。

1880年代、彼が高額な地代を要求し、農民がそれに抗議するために、彼の一家や関係者に対する労働と食料供給を拒否したことから。

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ストライキ (すとらいき)

ストライキ 読み:すとらいき
とは、

概要

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ストライキとは、労働者が労働条件の改善や権利の保護を目的として集団で労働を停止する行動のこと。通常、労働者が労働組合を通じて団結し、雇用者に対して要求を行い、その要求が受け入れられない場合に実施される。

語源

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“strike the sails” という言葉が語源で、「帆を降ろす」という意味から。

かつて、ロンドンの船乗りたちが待遇に不満を抱き、抗議のために船の帆を下ろしたことが起源とされている。

なぜ “ストライキ” と発音するか

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日本では、野球やボウリングの “strike” は「ストライク」と発音するが、ストライキという言葉が日本に入ってきた頃は、「k」の音には母音の “イ” を足すのが主流だったことから。

同義語

スト

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喝采 (読み)かっさい

喝采 (カッサイ)
とは、

語源

中国語の、喝采「喝するような勢いのある拍手や称賛」が語源。

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称賛