マスコットバット (ますこっとばっと)

マスコットバット 読み:ますこっとばっと
とは、

概要

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マスコットバットとは、野球において、打者が打席に入る前にウォームアップを行う際に使う練習用のバットのこと。

通常のバットよりも重く作られており、打席に入る前に振ることで、本番のスイングを軽く感じさせることができる。

ネクストバッターズサークルで使われることが多く、試合には直接使用されない。

英語では “batting weight” や “on-deck bat” などとも表現されることがある。

語源・由来

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マスコットバット」は和製英語とされ、「マスコットmascot)」+「バットbat)」を組み合わせた語。
ただし「マスコット」は、英語本来の「縁起物」や「吉祥の象徴」という意味ではなく、日本独自に「補助的な道具」や「練習用の小道具」といったニュアンスで使われている。

このバットが、選手にとって「幸運をもたらす=パフォーマンスを高める道具」という期待や、練習時の「お守り」のような存在と捉えられたことで、「マスコット」と名付けられた可能性がある。

英語圏では通じない表現であり、日本の野球文化に特有の用語である。

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mascot

bat

Bat (バット)

bat 読み:ばっと
とは、

【名】

【動】

語源

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古フランス語 batre「打つ」が語源。そこから「打つための棒」という意味が生まれ、「バット」としてスポーツ用具に使われるようになった。

また、コウモリという意味は、コウモリの羽ばたく動きが棒で打つ動作に似ていると見なされたことから転じたとされる。

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Mascot (マスコット)

mascot 読み:ますこっと
とは、

語源

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フランス語の mascotte が語源で、元々は「魔術や幸運の象徴」という意味で使われていた。
後に、組織やチーム等の象徴的なキャラクターを指すようになった。

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組織

キャラクター

【動】Enclose (読み)エンクローズ

】enclose (エンクロウズ)
とは、

『囲む、包む』

『含む』

『同封する』

語源

ラテン語が語源で、in「中に」cludere「閉じる」で、「中に閉じ込める」という意味から。

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