随意契約 (ずいいけいやく)

随意契約 読み:ズイイケイヤク
とは、

 『特定の相手と自由に結ぶ契約方式』

概要

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随意契約とは、競争入札などを行わず、発注者が任意に選んだ相手と直接契約を結ぶ方式のこと。主に公共機関や行政機関などが物品の購入や業務の委託を行う際に使われる。

通常は競争性・透明性を確保するために入札が行われるが、金額が小さい場合や緊急を要する場合、専門的な技術が必要な場合などは、例外的に随意契約が認められる。

随意契約には手続きが簡便という利点がある一方で、不透明な契約になりやすいという批判もあるため、適正な運用が求められる。

語源

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随意「自分の判断で自由に選ぶこと」契約「合意に基づく約束」で、あわせて「自由に相手を選んで結ぶ契約」という意味になる。

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随意

随意 (ずいい)

随意 読み:ズイイ
とは、

 『自分の思うままにすること、自由に選べること』

概要

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随意とは、自分の意思や判断に従って物事を行うことを意味する言葉。義務や強制によらず、本人の自由意思に任されている状況で使われる。

たとえば「随意契約」は、入札などの手続きによらず、相手を自由に選んで結ぶ契約を指す。医療や法律の場面では「随意運動(意識的に動かす筋肉の動き)」という専門用語でも使われることがある。

語源

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「思いのまま」 「考え」で、合わせて「自分の考えに従うこと」という意味になる。

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随意契約

木っ端 (読み)こっぱ

木っ端 (コッパ)
とは、

 『木の切れ端』

転じて、

 『取るに足りないもの』

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