三方一両損 (サンボウイチリョウゾン)とは、

 

古典落語の話の一つで、

『争う二者と仲裁者が、それぞれ同じ程度損をして和解すること』

 

■話のあらすじ

・金太郎は3両入った財布を拾い、落とし主の吉五郎に届けた
・しかし吉五郎はいったん落とした以上、自分のものではないと受け取らなかった
・二者はは互いに譲らず、争いは町奉行に持ち込まれた
・町奉行はどちらの言い分にも一理あると認め、自らの1両足して2両ずつ両人に渡した
・結果、三方が1両損する形で解決した

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