項 羽 読み:こう う
とは、
【分類】武将・政治指導者
『秦末の戦乱期に活躍し、劉邦と覇権を争った楚の武将』
概要
項羽は秦末から前漢成立期にかけて活動した楚の武将であり、反秦蜂起の中心的存在として秦王朝の崩壊に関与した人物である。
巨鹿の戦いでは秦軍主力を破り、戦局を決定づける軍事的成果を上げたことで、反秦連合軍の中核として台頭した。
一方で、戦後処理においては降伏した秦兵の大量処刑(新安の坑殺と伝えられる行為)や、秦の都・咸陽占領後の宮殿破壊・略奪など、強硬な支配行動を取ったと記録されている。
これらは後世において評価が分かれる要因となっている。
その後、劉邦との楚漢戦争において徐々に劣勢となり、垓下の戦いで包囲されて自害し、生涯を終えた。られている。
代表的業績
詳細≫
・巨鹿の戦いにおける秦軍撃破
・反秦連合軍の軍事的主導
・咸陽占領による秦王朝崩壊への決定的関与
・楚漢戦争における覇権争いの中心人物
語源・名称
詳細≫
本名は項籍(こう せき)であり、姓は「項」、名(諱)は「籍」、字(あざな)は「羽」である。
古代中国では本名(諱)を直接呼ぶことを避ける慣習があったため、姓と字を組み合わせた「項羽」という呼称が広く用いられ、後世に定着した。