ドイツ語

Aufheben (アウフヘーベン)

aufheben 読み:あうふへーべん
とは、

【動】

哲学

概要

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Aufheben」は、現代では主に「取っておく」「保存する」「片付ける」という意味で使われる。

語源的には「拾い上げる」という意味を持つが、日常ではほとんど用いられず、代わりに「物を捨てずに取っておく」「何かを保管する」といった場面で用いられる。

また、哲学(特にヘーゲル哲学)では、「否定と保存を同時に行う」という意味で「止揚(しよう)」を表す重要な概念語となっている。

例文

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・Kannst du das bitte aufheben?
 それを取っておいてくれる?

・Ich habe die alten Briefe aufgehoben.
 古い手紙を取っておいた。

・In der Philosophie Hegels bedeutet „aufheben“, etwas auf einer höheren Ebene zu bewahren.
 ヘーゲル哲学において「アウフヘーベン」とは、あるものをより高い段階で保存することを意味する。

語源

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auf「上に」heben「持ち上げる」から成る。
もともとは「拾い上げる」「持ち上げる」の意だが、そこから転じて「取っておく」「保持する」という意味に発展した。

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Leber (レーバー)

leber 読み:レーバー/リーバー
とは、

【名】

概要

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Leber」はドイツ語で「肝臓」を意味する。

医学や料理の文脈で広く用いられる単語である。

例文

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・Die Leber ist ein wichtiges Organ für die Entgiftung.
肝臓は解毒に不可欠な重要な臓器である。

・Ich esse gerne Leber vom Huhn.
私は鶏レバーを食べるのが好きだ。

語源

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古高ドイツ語 lebara に由来し、さらにインド・ヨーロッパ祖語の *lebʰ-肝臓、脂肪」にさかのぼる。
この語は現代ドイツ語で「肝臓」を意味する単語として定着した。

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肝臓

Kocher (コッヘル)

Kocher 読み:こっへる
とは、

【名】

概要

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コッヘルは、登山やキャンプなどのアウトドア活動において使われる携帯用の小型コンロを指すドイツ語。

一般にはガス、アルコール、固形燃料などを使って火を起こし、簡単な調理を行うための器具を意味する。

語としては広義に「携帯用調理器具全般」を指すこともあるが、特に小型ストーブの意味で使われることが多い。

例文

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・Beim Zelten benutze ich immer meinen kleinen Kocher.
 キャンプではいつも自分の小さなコッヘルを使っている。

・Der Kocher funktioniert mit Gaskartuschen und ist sehr leicht.
 このコッヘルはガスカートリッジで作動し、とても軽い。

語源

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ドイツ語の kochen「調理する、煮る」という動詞に由来し、「煮炊きするためのもの」という意味。名詞としては「調理器具」「ストーブ」を指す語であり、日常生活でも台所のコンロを表す場合がある。登山や軍隊の文脈では、持ち運び可能な簡易型コンロの意味で使われるようになった。日本では戦後に登山文化と共に取り入れられた外来語。

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Hegemonie (ヘゲモニー)

hegemonie 読み:へげもにー
とは、

【名】

概要

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Hegemonieは、国家や組織が他を圧倒し、主導的・支配的な立場にあることを意味する言葉。

政治・軍事・経済などの文脈で用いられ、特に国際関係論では、一国が他国を圧倒的な力でリードする状況を指す。例えば「アメリカのヘゲモニー」のように使われる。

語源

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古代ギリシャ語 hēgemonía(ἡγεμονία)「指導・統率」に由来し、それがラテン語、さらにフランス語・ドイツ語を経て広まった。

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覇権

MundTherapie (ムントテラピー)

mundTherapie 読み:むんとてらぴー
とは、

【名】

概要

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MundTherapieとは、口腔内の機能を改善するための治療で、歯科、言語療法、摂食嚥下リハビリなどの分野で用いられる。

語源

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Mund「口」Therapie「療法」の組み合わせ。

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セラピー